螺鈿

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行程は大きく分けると
下地の作業
漆を塗る作業
螺鈿を貼付けて定着させる加飾の作業
の3つ

下地
木で形が形成し終わってから塗りが終わるまで少なくとも33工程ととても長い。

①生漆
素材はケヤキの木を使用。
木は生きているため、木を切ったままでは、形が狂ってくる。
そのため生漆を刷り込みます。

②めすり
次に、木目の細かい中に、でこぼこを慣らすために、めすりをする。
錆移し(さびに、砥石の粉、水を混ぜあわたもの。)を使うんですが、という独特のにおいがするんですよね。

③和紙を貼る(布を貼る)
次に、小口(蓋が合わさる部分)に上を貼ります。こういう事をして木地を補強しています。

④下地として、地の粉を塗ります。これは輪島の砥の粉を使っています。砥の粉よりもより荒い目のものです。

こうして木地をだんだんつるつると平にさせていく。これが下地の工程。

漆を塗る

漆は刷毛で塗っていく。その後これを平らにするために静岡炭で表面を水研ぎをする。これでつるつるしているけど形が歪な刷毛の跡を、すっきりさせていきます。ここでは細かく言いませんが、何工程も塗ったり平らにしたりを繰り返してぽってり、テロットした漆の質感と、平坦な塗面を出していく。

加飾

貝殻の内側、外側のキラキラした部分を薄く板状にした物を使用。
それもとても滑らかになるまで研いで、飾りの形に切っていきます。難しい作業。 それをまた、漆を塗って磨いてを繰り返して定着させていく。

ポイントは最後に漆に埋もれていた貝が表に少し出るくらいにすること。これでキラキラがはっきり見えるようになる。