平日も、土曜も日曜も、駆け抜け続けて立ち返る暇もあまりなかったので。
美味しい食事と美味しいボトルワインと、内容全然覚えてないけど楽しかった会話。 夢の話、明晰夢、仕事の話はまるっと抜きで、わたしはひたすら笑っていた。
黒のスーツ、わたしが一番好きな色。きりりとしていて、美しい。
香水なのか、フェロモン?加齢臭みたいないつもと違う匂い、ふと立ち上る香り、公私混同、頭の片隅でぼんやりと思い描いていたやりたいことが、会うたびに叶えられていく。
一緒にお風呂に入って、一緒に寝る。後者は次回に期待かな、ソファーで爆睡してただけだし。
こんな未来、考えてなかったけど、もっと欲しがってしまう欲の底なしさ。
金曜の夜だけじゃなくて、って、何かの歌詞みたいな期待を抱いてしまう。
昼間の陽の中で、ハンバーガー食べられないかな、なんて。
別にいけないし、長すぎるのでただひたすらに感じてる顔を拝むのがわたしは好きなんだけど、それで良いんだけど、向こうとしてはそうではないんだろうし。
次くらいに、本音吐いておねだりしてみようか。
裸、無防備さ。あのまま寝ていてくれたら良いのに。
昨日は煌々と明かりが点いていた。恥じらいとか、そういう類のもの、慣れという恐ろしさ。
人のものじゃなかったら、こんなにやみつきにならないのかな。
人のものじゃなかったら、もっと手に入れようとずぶずぶになるのかな。
ぜったいに手に入らないってわかってる、でもニセモノのこの感覚が楽しい?
ぜったいに手に入らないって、ぜったい?
淡い期待と、そうなってほしくもないせめぎあい。
言い聞かせるように頭に響く、家庭を壊すつもりはないって気持ち。矛盾。
聡明で、頭も賢くて、真面目で、どうしてわたしと危ない橋を渡ってくれるのだろうか。
好奇心は猫を殺す?殺されちゃうよ。
抗えないリミットまで、あと3ヶ月、あと3回?
どこまでいけるか、そしてその先わたしはどうしようかな。
ひとりで部屋にいるのに、何故かあの匂いが鼻をつく。
ふわりと香る匂いと、浮かぶ声と顔、こんなの完全に懐いてる。
週明けが待ち遠しいなんて、変な感覚。