モラトリアムが終わりを告げる

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皆、この絵画はこの部分を工夫して、こんな表現
技法を用いて描いていますって、画家が描いた絵
画を評価しているけれど、本当にそれでいいのか
しら?って思うわ。

画家だって人間なのよ。

何も考えずにただ気の向くままに描いた絵だって
あるかもしれないし、色を置いていったら、色同
士が偶然綺麗に響きあっただけかもしれないじゃ
ない。

勿論、しっかりと全体の構図から色の配置まで完
璧に決めて描く人もいるんだけれど。

けれど、絵画は芸術じゃない。絵っていうのは、
その時その瞬間の画家の気持ちがキャンバスに表
れているのよ。(言い過ぎかしら?)

キャンバスに筆を走らせている時の画家の気持ち
なんて、どう足掻いても分かりっこない。

だから私は、画家の画集なんかを見ても簡単にコ
メントなんて出来ないわ。

宛も無造作に入れた様な突然の赤や黄色だって、
一体誰が、その画家が絵画を効果的に魅せる為に
凝らした工夫だって言えるって言うの?

そんなの分かりやしないわ。

今私がドガの画集を見ていて思ったことよ。