夜空を彩る火の粉たち

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今見た映画がすてきだったのと、
はるちゃんにフラれちゃったのと、
彼からメールが返ってこないのと、
絵を描かなくちゃいけないのとで
おかしくなりそう。

こうなるならメールしなきゃよかったなんて思わないし、
そりゃあいつかは途切れるんだろうと思ってたし、
彼女なら面識もない人と友達にならないって思ったし、
やらなきゃいけないことがあるのも重々承知よ。

でもわたしは、
彼とメールしていたいし、
できることなら彼女とお近づきになりたかったし、
今すぐにでも現実逃避をしたいくらい。

でも現実はこう、
馬鹿みたいに被害妄想にならないで冷静に考えてみる。

別に彼は私に愛想をつかしたわけじゃない。
嫌われるようなメールはしてないし、
何より彼はそんなに身勝手な人じゃないから。
待ってたらメールの返信は必ず返ってくる。

それと、私が彼女に嫌われてるなんてことはない。
単純に彼女は私に興味を持ってないし、持つ気がないから断った。
それは意地悪だとか嫌悪だとかじゃなくて、住む世界が違った。
そういうことなんだと思う。

ここまで明白なのに二人のことを諦め切れない私は、