きらびやかな未來に目眩を覚えた

#

彼と話していると、何だかいつも疲れる。
相手をするのに神経を使うってことじゃなくて、眠くなってくるのよね。
安心しているんだか居心地が良いのだか分からないけれど。
朝一で顔を合わせたら、お互い話すことがなくてメールのノリは何処へ、なのだけど、話し始めると楽しい。
多分彼が話し上手なのね。
そういえば最近、わたしが彼の話に口をはさむようになった、って昨日自分で気が付いた。
やばい、わたし心許してるじゃないの、と。
なんだかんだであーでもないこーでもないと話し続けて、昨日は結局2時間を消費。
本当は一緒に帰ってもっと話したかったけれど、彼のペースに乗せられるのは嫌だったし、先生に怒られちゃうし、絵を描かなくちゃいけないのは解っているし。
そんな訳でさようなら。
空腹くらい我慢してあと2時間部室にいなさいよ。
彼があんなことで頭がいかれてる、なんて言われるんなら、わたしなんてとっくにキチガイよ。
おかしい?って聞かれて、別に違和感はなかったし、至極フツウのことでしょう?そんなこと。
第一、イカれてたっていいじゃない。
そんなことを気にするなんてらしくないわ。
ちなみにわたしが彼と似てるって思ったことはない。
意見はときたま合うけれど、類似点、ないと思う。
とにかく、知れば知るほど、うん、噛めば噛むほど味が出てきて興味深い人だ、彼は。