綿菓子のような理由

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彼と一緒に下校して、予備校に行って10時には家に帰って、パソコンの初期設定を済ます予定だったのに、現実はこう。彼と一緒に下校して、公園に寄り道していちゃいちゃして、札幌駅に行ってご飯食べてお店巡って、大通公園でいちゃいちゃして、逆方向の電車に乗っちゃって人気のない駅のホームでいちゃいちゃして、札幌駅に戻るのに乗った終電でいちゃいちゃして、札幌駅に着いてそれぞれ乗り換えして終電で帰って、わたしは新札幌からまたまたタクシーで帰宅。00:22家到着。そこから彼とメールしたから、パソコンの接続作業はどこへやら。彼氏ができるまでは、否、今も、外でいちゃつくバカップルを白い目で見ているのだけれど、自分自身がそれでなんか嫌。ベタベタするのは好きだけれど、電車の中で首筋を舐めるだとかキスするだとか、公衆の面前では控えるべきなのではないかしら。深夜の駅で彼の大事なところを触っていたわたしもわたしだけれど。ベルトを外してチャックを下げたのもわたし。でもその間彼はわたしの胸を揉んでいたのだから文句は言えまい。美術室の暗闇の中で抱きついてキスしてくれたのは嬉しかった。そういえば、彼が友達に相当茶化されていた。一緒に帰っているから一目瞭然なのだけれど、ばれないようにしようとしてた彼に少し不満、彼女のことを放ったらかしにして友達と歩いているんだから。駅の線路越しの反対ホームの友達からおめでとうって冷やかし。いま毎日楽しいだろーって。彼の対応に若干にやける。わざと離れて電車を待って、中学生じゃないんだから。札幌駅でちらっとダイエットの話をしたら、真顔でダイエットしなくていいよって言われた。それにこの体勢、腹筋鍛えられるねって言ったら、お腹ぷにぷにじゃなくなるからやめるって言われたし。そろそろコンドームが必要だね、と彼。買ったところではめ方がわからないわ。口で咥えてつけてあげるってあのプレイ、一体どうやるのかしら。卒業式の日に処女及び童貞卒業計画。大人の階段を駆け上がります、なんやかんやでもう中段くらいまで上っているのだけれども。次のデートまで2週間。わたしも彼も悶々としながら過ごす2週間。長い。