ギターの雨音

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芸術に浸る一週間だった。
新しく始めたコンビニのバイトはどう贔屓目にみてもクリープハイプの影響。
レジ打ちは慣れればちょろかったし夜が辛いかどうかにかかっている。
何かに対して根を詰めると知らぬ間にストレスになっているのは今に始まったことじゃないけど、最近はもっぱらその課題が終わった瞬間に、というか翌日に生理が始まるという分かりやすさ。
高校の頃みたいなどうしようもない不安感をまた味わいたいと思うのだけどあの時ほどのストレスとプレッシャーと意地はもう発揮される課題がないのかもしれない。
U-21で奨励賞をもらって、私は奨励賞と入選の序列が分からないから手放しで喜べないけれど、高校の頃入選したのと同等の位置まで上がってこれたと思うと俄然モチベーションが上がる。
今回の気の入りようは明らかに好きな人の目を意識してだったけど、無意識のうちに技法まで参考にしていたのは私自身刷りながら驚いた。
音楽学概論のクラシックにリトグラフ、箱のダンスと音楽と青春が形を変えたみたいな青臭いバンド。
青臭いTHE BOYS&GIRLSは本当にださかったし私生活クズっぽかったけど楽しくて盛り上がって良いゲストバンドだった、審査は何か裏がありそうだった、というか審査員はジャズに対しての知識が皆無なのかもしれない、ただのオーディエンスな私にはクオリティ高かったし得るものの多いライブだった。
U-21が終わったことですっかりモヌケノカラになると思いきや制作意欲だけはめらめらと残って、やりたいこともたまっていて良い感じ。

やりたいことと言えば私の活動の原動力はいつも現実逃避なので検定馬鹿になろうかなとも思っている。漢字検定と色彩検定。

恋がもっと白黒はっきりするものであって欲しかった。
好きになったその瞬間に、否、瞬間ではないにせよ翌日くらいには、その先があるのかOKなのか知りたい。
物事の結果はできるだけ早く下されるのが望ましい。試験も予定も、恋も。

リトグラフは難しいけどなんか深夜のテンションで技法開発できたし、ペンが使えるという発見もメディウムを混ぜられるという発見もできたし、次は多色刷りする。

この一週間の収穫はギターからの現実逃避、ふたつのライブを放棄したことによる獲得物。