「何があろうと僕らはきっと上手くいく」と
— 米津玄師 「灰色と青」
無邪気に笑えた日々を憶えている
どれだけ無様に傷つこうとも
終わらない毎日に花束を
9ote
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人は孤独な生き物
— KIRINJI 「first call」
でも孤立してたらいけない -
笑うだけが命じゃないこと
— 日食なつこ 「少年少女ではなくなった」
晴れ渡るだけが夜明けじゃないこと
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叫ぶだけが勇気ではないこと
突き通すだけが正義ではないこと -
人生なんて飽く気ないね
— 椎名林檎 「長く短い祭」
まして若さはあつちう間 -
渋谷駅で切符を買った時のことである。気がせいていたので「渋谷一枚!」と叫んでしまった。こういう場合「ここだよ!」とどなり返されるのがオチだが、その駅員さんは違っていた。静かな声で、「無料(ただ)ですよ」といって、かすかに白い歯を見せた。・・・自分に似合う、自分を引き立てるセーターや口紅を選ぶように、ことばも選んでみたらどうだろう。ことばのお洒落は、ファッションのように遠目で人を引きつけはしない。無料で手に入る最高のアクセサリーである。流行もなく、一生使えるお得な「品」である。ただし、どこのブティックをのぞいても売ってはいないから、身につけるには努力がいる。本を読む。流行語は使わない。人真似をしないーー何でもいいから手近なところから始めたらどうだろうか。長い人生でここ一番というときにモノを言うのは、ファッションでなくて、ことばではないのかな。
— 向田邦子 「ことばのお洒落」 -
シャネルがそうであったように、私もまた自分のデザインがコピーされることを受け入れてきたわけだが、今や、あらゆる女性がパンツスーツやスモーキング、Pコート、そしてトレンチコートを着ていることを誇りに思っている。私は現代の女性のワードローブを作り、時代を変革する流れに参加した。私は洋服を通じてそれを実践したのだ。確かにそれは、音楽や建築、絵画といった他の芸術分野に比べたら重要ではないかもしれないが、とにかく、私はそれをやってのけた。自惚れるようだが、ファッションは女性を装飾するだけではなく、彼女たちの不安を取り払い、自信を与え、自己を受け入れることを可能にさせると、私はずっと信じてきた。
— イヴ・サンローラン 引退会見 -
おもてには快楽をよそい、心には悩みわずらう。・・・自殺の許可は、完全に幸福な人にのみ与えられるってさ。これもヴァレリイ。わるくないでしょう。僕らには、自殺さえ出来ない。
— 太宰治 「渡り鳥」 -
何故か古いものに魅せられて、狂ったように追い求めてきた。・・・どんなに有名なものでも、何度となく見たことのあるものでも、わかったつもりでいて実は何も理解していない。・・・どれだけ好きでも、どれだけ勉強しても、物との距離は永遠に縮まらない。
— 石山哲也 -
すすんでするのが人の上
— 出自不明
まねしてするのが人の中
いわれてするのが人の下
いわれてせぬのが人の屑 -
『ソネット18』の中で、シェイクスピアは自然界は完全でないと愚痴をこぼす。彼の愛する人に比べると、とても気まぐれだと。「天から降り注ぐ光は、まばゆいほどに強いこともある / 時にその黄金の日差しが陰って見えることもある / どのような美もいつか陰りゆくもの / それは思いもよらぬ出来事や自然の成り行きによって避けがたく起こるものである」ー。彼の神聖とも言える言葉に触れていると、愛は永遠に変わらぬものであると誤解しそうであるが、実際には私たちは愛がどのようなものかを知っている。孤立した環境で愛を発展させることは難しく、愛は変化という風にさらされることにより結晶化していくのである。・・・2月は短いが、人生は運が良ければ長く続くものである。”愛”に驚きがなければ一体なにがあるというのか。
— Aesop メールマガジン